week
1
酒井 佑「 Horizont 」2015.9.1tue - 9.6sun SARP space A

風景から、点を探しだす作業を繰り返してる。
点は、時に人物だったり、岩だったり形を変える。
120 度の視野の中から、点と自分を結ぶ線を見つけては、その上にカメラを置いてシャッターを切る。
風景から不純物が消え、限りなく透明で明瞭な世界が見える。
今日も、点を探しに行く。

酒井佑 さかい ゆう
1980年長野県長野市生まれ 仙台市在住
2013年個展「Horizont」 仙台アーティストランプレイス
2014年個展「Horizont」 仙台アーティストランプレイス

展示作家とゲストによるアーティストトークを行います。予約不要・参加無料。開始時間までに各ギャラリーにお集まりください。

9.5sat 18:00−19:30
田中裕介×酒井佑

ゲスト: 田中裕介(たなかゆうすけ)
1980年宮城県仙台市生まれ。東北芸術工科大学 大学院 芸術工学研究科 デザイン工学専攻修了。フィルムとビデオの特性と差異をテーマに研究。 『blink』(2002 ビデオ/8mmフィルム作品)、『遊星歯車』(2003 ビデオ 卒業制作)、『Visualpoint』(2005 ビデオ 修了制作)。映像制作会社勤務を経て、現在フリー。 近年の活動として『伝言料理』(2014-2015 / 1〜3話・小岩勉と共同制作)がある。

week
1
各作家による小品展 2015.9.1tue - 9.6sun SARP space B

写真月間 参加作家による、小品展。
これまでの作品や冊子など、さまざまなかたちの作品たちを展示します。

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2
花輪 奈穂「 点O(オー) 」2015.9.8ue → 9.13sun SARP space A

日々生きながらまのあたりにする何かを撮るということは、
場所が変わっても自分のあしもとという事実だけでけっきょく定点なのだ。
どこにいても、 何年たっても。
変わったようで変わらない、あるいは、変われたようで変われない。
そのことに、心底落胆する気持ちになったり、ほっと胸を撫で下ろしたりする。
それをもうずっとくりかえしていることにさえ、今まで気づかずにいた。

花輪奈穂 はなわ なほ
1977年岩手県宮古市生まれ
2001年個展「午後三時」 ギャラリーKingyo
2002年個展「なつのひかり」 ギャラリーKingyo
2003年個展「lovewords」 ギャラリーKingyo
個展「lovewords」 re:bridge edit
2005年個展「なめらかな熱」 re:bridge edit
2006年個展「熱風のせつな」 東北工業大学一番町ロビー
個展「熱風のせつな」 ギャラリーKingyo
2007年個展「名前のない体温」 art space 宙
2011年二人展「311以後」 gallery COEXIST
個展「L」仙台アーティストランプレイス
個展「地震のこと」ギャラリーKingyo
2012年個展「それでも」 仙台アーティストランプレイス
2013年個展「扉」 仙台アーティストランプレイス
2014年個展「ディスカバー」 仙台アーティストランプレイス
2015年SICF16 出展 スパイラル

展示作家とゲストによるアーティストトークを行います。予約不要・参加無料。開始時間までに各ギャラリーにお集まりください。

9.12sat 18:40−20:10
福島隆嗣×花輪奈穂

ゲスト:福島隆嗣(ふくしま たかし)
1961年横浜市生まれ。写真家。主な展示: 四人展「ヒロシマ点描?思い出し記憶する風景について」イズミティ21市民ギャラリー(2003) 書と写真二人展「sakura」すりいーんぎゃらりい(2004) 個展「反戦の表現」イズミティ21市民ギャラリー(2004) 書と写真二人展「MONO展」イズミティ21市民ギャラリー(2005)書と写真・平和のための二人展「60+1year」エルパークギャラリー(2006) 個展「2009年の夏」イズミティ21市民ギャラリー(2009) 個展「恐ろしいことを考え続けるための都市実践」カロスギャラリー(2011) 個展「3月11日の雪」ギャラリーチフリグリ(2012)個展「対象A」SARP(2013)個展「やって来る人」SARP(2014) 他グループ展など多数。今、仙台にて最も精力的に作品を発表している写真家の1人。

week
2
阿部 明子「 不在の痕 」2015.9.8ue → 9.13sun SARP space B

西武新宿線中井駅から徒歩3分のシェアハウス・共用台所のテーブルの上。
圧力鍋の上にティッシュケースが乗せられている。朝にお米を炊くのに使った圧力鍋である。
これは埼玉県和光市駅から徒歩3分ほどの距離にあるイトーヨーカドーで購入した。
7年前、一人暮らしを始めたときに炊飯器のお金を節約するため買ったものである。
和光市駅から徒歩15 分の場所にあるスカイヒルズの横には畑が広がっていて、
そのせいか台所の床にはよくナメクジが落ちている。
それを圧力鍋の上にあるちり紙で拾いゴミ箱に捨てていたのだ。

阿部明子 あべ あきこ
1984年美里町(旧小牛田町)生まれ
東北芸術工科大学 デザイン工学部情報デザイン学科 映像コース卒業
2012年グループ展「ワンダーウォール公募展2012」 東京都現代美術館
2013年個展「空は青くてもう夕方のようだ」 仙台アーティストランプレイス
2014年個展「染みだす閾」 仙台アーティストランプレイス

展示作家とゲストによるアーティストトークを行います。予約不要・参加無料。開始時間までに各ギャラリーにお集まりください。

9.12sat 18:40−20:10
調文明×阿部明子

ゲスト: 調 文明(しらべ ぶんめい)
1980年東京生まれ。写真史研究/写真批評。日本女子大学/京都造形芸術大学/多摩美術大学/東京綜合写真専門学校非常勤講師。『アサヒカメラ』『写真画報』などで執筆。また『日本カメラ』では「写真界隈パトロール」を、『PHaT PHOTO』では「現代アイドル写真論」を連載中。論文に「A・L・コバーンの写真における都市表現――三つのニューヨーク・シリーズを中心に――」(『美学芸術学研究』東京大学美学芸術学研究室、2013年)、「御真影と『うつし』」(展覧会カタログ『かげうつし――写映・遷移・伝染――』京都市立芸術大学@KCUA、2013年)、「ジェフ・ウォール――閾を駆るピクトグラファー」(『写真空間4』、青弓社、2010年)など。

week
3
小岩 勉「 FLORA#05 」2015.9.15tue - 9.20sun SARP space A

物や事を人は記憶する。明確なようで曖昧な物事の記憶。
けれども、もっと曖昧なものは空間の記憶だと気づく。
境界の無い空間に無数に散らばる意味と、それらの意味の組み替えを無意識に行いながら、
私達はどれだけの空間を抱えて生き、死んで行くのか。

小岩勉 こいわ つとむ
1962年岩手県一関市生まれ
1992年写真集「女川海物語」 カタツムリ社
1993年個展「女川海物語」 ガーディアン・ガーデン
1996年個展「ひとの木」 エル・パーク仙台展示ギャラリー
1999年個展「野守の鏡」 art space 宙
写真集「野守の鏡」 私家版
2001年個展「STAND#01」 art space 宙
2002年個展「STAND#02」 art space 宙
個展「STAND#00」 café Mattise gallery
2003年個展「STAND#03」 art space 宙
2004年個展「STAND#04」 art space 宙
2005年個展「クサカゲロウ」 ギャラリー 冬青
個展「STAND#05」 art space 宙
2006年個展「STAND#06」 art space 宙
2007年個展「FLORA#00」 art space 宙
2009年個展「FLORA#01」 ギャラリー青城
2011年個展「FLORA#02」 仙台アーティストランプレイス
2012年個展「FLORA#03」 仙台アーティストランプレイス
2013年個展「日をかぞえる」 仙台アーティストランプレイス
2014年個展「FLORA#04」 仙台アーティストランプレイス
2015年個展「Tage zählen」デュッセルドルフ・ドイツ

展示作家とゲストによるアーティストトークを行います。予約不要・参加無料。開始時間までに各ギャラリーにお集まりください。

9.19sat 18:00−19:30
田中裕介×小岩勉

ゲスト: 田中裕介(たなかゆうすけ)
1980年宮城県仙台市生まれ。東北芸術工科大学 大学院 芸術工学研究科 デザイン工学専攻修了。フィルムとビデオの特性と差異をテーマに研究。 『blink』(2002 ビデオ/8mmフィルム作品)、『遊星歯車』(2003 ビデオ 卒業制作)、『Visualpoint』(2005 ビデオ 修了制作)。映像制作会社勤務を経て、現在フリー。 近年の活動として『伝言料理』(2014-2015 / 1〜3話・小岩勉と共同制作)がある。

week
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佐々木 薫「 叢 くさむら 」2015.9.15tue - 9.20sun SARP space B

ちいさな頃に暮らした場所へ、近頃よく足を運んでいる。
あの時広く大きく見えたくさむらは変わらずそこにあり、道は年月の経過とともに苔むして、
アスファルトと自然の境界があいまいになってきている。
私の記憶もまた、今いっそう鮮やかに目にうつる景色となり、私の一部となっていく。

佐々木薫 ささき かおる
1979年福島県南相馬市( 旧原町市) 生まれ 宮城県在住
2003年より写真を始め、仙台市内各地のカフェ等で個展、作品を発表
2013年グループ展「Sha-gaku vol.6 」 Kalos Gallery
2014年グループ展「Sha-gaku vol.7 act-1 」 Kalos Gallery

展示作家とゲストによるアーティストトークを行います。予約不要・参加無料。開始時間までに各ギャラリーにお集まりください。

9.19sat 18:00−19:30
齋藤悠太×佐々木薫

ゲスト:齋藤 悠太(さいとう ゆうた)
1981年生まれ。暮らし研究員。建築写真を主体にした雑誌編集者を経て、現在は環境と暮らし方を研究中。

week
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今泉 勤「 fragments 」2015.9.22tue → 9.27sun SARP space A

我々の何気ない日常にも不吉な予兆は溢れている。平穏な生活と苦痛に満ちた世界とはいつも繋がっているのだ。

「 写真を集めることは世界を集めること 」

そう書き記した彼女にとって、この世は憎悪と恐怖と苦痛とに支配されていた。身の回りに落ちている捩れた日常の断片を拾い集め、恐ろしい世界とそれに心を痛めていた彼女のことを思う。

今泉 勤  いまいずみ つとむ
1966年東京都生まれ 仙台市在住
2003年個展 「 空間の記憶 」 café Matisse gallery
2004年個展 「 Asphaltic 」 café Matisse gallery
2013年個展 「 … silent flow … 」 仙台アーティストランプレイス

展示作家とゲストによるアーティストトークを行います。予約不要・参加無料。開始時間までに各ギャラリーにお集まりください。

9.26sat 18:00−19:30
戸梶圭太×今泉勤+野寺亜季子

ゲスト:戸梶 圭太(とかじ けいた)
1968年東京都生まれ。小説家。1999年『闇の楽園』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞。受賞後第1作『溺れる魚』は堤 幸彦監督により映画化。著書多数。細やかな心理描写とスピーディーなアクション描写に長け、独特のユーモアを交えて日本社会の病理を浮き上がらせる。テレビドラマ『ご近所探偵TOMOE』『アウトリミット』原作、映画『DEAD BALL』脚本、NHKアニメ『シルクロード少年ユート』原案。その他、イラスト・映像・音楽作品など多方面で活躍中。

week
4
野寺 亜季子「 星と蛇口 」

視線を逸らしたら消えてしまうような
壊れるまで半永久的にあるような
目の前のものは見つめるほど不確か
光だけ届く 遠くの星は 同じ大きさに見える
それくらい遠くどこか別の場所にある

野寺亜季子 のでらあきこ
1982年仙台市生まれ
2006年個展「夜に浮ぶ静物」 art space 宙
2007年個展「夜に浮ぶ」 art space 宙
2008年個展「箱日記」cafe Mozart Atelier
2009年個展「Lamp」art space 宙
2011年個展「北風 はと 太陽」SARP
2012年企画展「東北より」ニコンサロンbis 大阪
個展「綿毛のポートレート/擬態七食」仙台アーティストランプレイス

展示作家とゲストによるアーティストトークを行います。予約不要・参加無料。開始時間までに各ギャラリーにお集まりください。

9.26sat 18:00−19:30
戸梶圭太×今泉勤+野寺亜季子

ゲスト:戸梶 圭太(とかじ けいた)
1968年東京都生まれ。小説家。1999年『闇の楽園』で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞。受賞後第1作『溺れる魚』は堤 幸彦監督により映画化。著書多数。細やかな心理描写とスピーディーなアクション描写に長け、独特のユーモアを交えて日本社会の病理を浮き上がらせる。テレビドラマ『ご近所探偵TOMOE』『アウトリミット』原作、映画『DEAD BALL』脚本、NHKアニメ『シルクロード少年ユート』原案。その他、イラスト・映像・音楽作品など多方面で活躍中。

week
4
伊東 卓「 空白 」2015.9.29tue - 10.4sun birdo space

 小学校の高学年に上がるころ、古い長屋に暮らしていた我が家に、部屋が増えることになった。それは、年頃になる姉と私の部屋にするためのものだった。 もっとも増築するわけではなく、背中合わせに建つ、裏側の家の壁を壊してつなげようというのだ。表側の我が家と違って、裏側の家はすぐ目の前に崖がせまり、 いつも湿った感じがして、空き家が目立った。
 工事が終わると、台所の奥の壁はなくなり、唐突にできた廊下を私は何とも奇妙な思いで眺めていた。その先には自分の部屋があるのに、いつも廊下を渡ることに 躊躇いがあった。子供の足でせいぜい10 歩程で渡れたのだが、あの頃はとても長く感じて仕方なかった。

伊東 卓 いとう たく
1971年仙台市生まれ
1998年個展「日没の温度計」 エルパーク仙台展示ギャラリー
2001年個展「あたたかい岸」 art space 宙
2002年個展「town」 art space 宙
2003年個展「新 town」 re:bridge edit
2006年個展「遠い一群」 art space 宙
2009年個展「たいら」 ギャラリー青城
2011年二人展「311以降」 gallery COEXIST
個展「ROOMS」 仙台アーティストランプレイス
2012年企画展「東北より」ニコンサロンbis大阪
個展「ROOMS II」 仙台アーティストランプレイス
2013年個展「ROOMS III」 仙台アーティストランプレイス
2014年個展「漂う昼 ROOMS Ⅳ」birdo space

展示作家とゲストによるアーティストトークを行います。予約不要・参加無料。開始時間までに各ギャラリーにお集まりください。

10.3sat 16:00-17:30
佐伯一麦×伊東卓

ゲスト:佐伯 一麦(さえき かずみ)
1959年仙台市生まれ。作家。高校卒業を前に上京。電気工など様々な職業を経て作家になる。 『木を接ぐ』野間文芸新人賞、『ア・ルース・ボーイ』三島由紀夫賞、『遠き山に日は落ちて』木山捷平文学賞、『鉄塔家族』大佛次郎賞、『ノルゲ Norge』野間文芸賞、『還れぬ家』毎日芸術賞、『渡良瀬』伊藤整文学賞。他の著書に、『一輪』『少年詩篇』(文庫本は『あんちゃんおやすみ』に改題)、『川筋物語』、『石の肺アスベスト禍を追う』、『震災と言葉』、『誰かがそれを』、『光の闇』、『とりどりの円を描く』、『麦主義者の小説論』他多数。
*作家在廊予定日:9/29(火)、10/1(木)、3(土)、4(日)

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