2019.10.8 tue - 10.13 sun

SARP〈space A〉

『 白紙上 』

稙田 優子
Wasada Yuko

白を「はじめの色」だと思って育った。あるとき、古い日本の絵を見て、 地が生成りで驚いた。白い紙は晒したものだと知っただけで、見知ったものが別物になり、世界との接し方が変わった。
私は生活のなかで写真を撮り、目の前をひっかいて、穴をあけている。
その基準について被写体に問われながら。

稙田 優子

1984福島県生まれ
2006東北芸術工科大学 デザイン工学部 情報デザイン学科 映像コース卒業

<個展>

2013「野川テノール/派生」 SARP
2013「野川テノール/派生」 TokyoLightroom
2013「展開図を重ねる」 SARP

2019.10.8 tue - 10.13 sun

SARP〈space B〉

『 フラットハウス/生活 』

城田 清弘
Shirota Kiyohiro

我が家の住人たち(妻と娘)からの引っ越し圧力が高まっている。 そもそもの始まりはこうだ。築50年を過ぎた3Kの平屋(借家)が2 度の震災を経て、なかなかに傾いてきている。玄関の引き戸の建 て付けが悪くて開けづらい、子どもでは絶対に開けられない。本棚 を置いている北側の4畳半が気分が悪くなるくらい傾いている。窓 のサッシを閉めても隙間が空いている、だから真冬の外にいるの と同じだ。通っている保育園の同級生のほとんどが、次々とA小学 校の校区に引っ越ししていた、だから私たちも引っ越そう。嗚呼、 引っ越し理由の正体があらわれた。こっちはこっちで、A小校区は 家賃が高いから無理。引き戸はコツがわかれば大丈夫。本は整理 して減らします。寒いのは我慢しよう。サザエさんもまる子も平屋に 住んでいる・・・と、のらりくらりとかわしている。

城田 清弘

1974兵庫県加古川市生まれ

<個展>

1999「共鳴する箱」 エル・パーク仙台展示ギャラリー
2000「考えない練習」 エル・パーク仙台展示ギャラリー
2002「穴が見つかる」 art space 宙
2003「贅沢な使い方」 art space 宙「共鳴する箱」エル・パーク仙台展示ギャラリー
2004「境界を踏む」 re:bridge edit
2005「家の方へ」 art space 宙
2006「仕掛けを考える」 art space 宙「共鳴する箱」エル・パーク仙台展示ギャラリー
2007「downhill」 art space 宙
2009「parallels」 art space 宙
2011「続 家の方へ」 SARP
2012「slide」 SARP
「downhill」 SARP
2013「slide 2」 SARP
2014「スラローム 八木山」 TURN AROUND