2019.10.29 tue - 11.3 sun

SARP〈space A〉

『 影を繰る 』

榎本 千賀子
Enomoto Chikako

奥会津の町・金山に3年を暮らした。
只見川沿いに水力発電所を5つ抱え、都市へ電力を送る町。かつて1万人を超えた住人の多くは、仕事を求めて都市へと移り、現在は約2,000人が暮らす。高齢化率は58%を超える。
戦後の日本の課題が凝集するようなこの町で、3年の間に撮りためた写真を繰る。
川沿いに点在する村々に、人々が綱渡りのように保つ固有の時間と関係性。発電所にせきとめられて湖のようになった川と、山々の間に切り開かれた田畑が見せる色とかたち。
それらの具体的な姿から、この町の今を確かめてゆく。ひとつの土地を写真を携えて巡り、新たな星座を描いてゆく。

榎本 千賀子

1981東京生まれ
一橋大学言語社会研究科博士課程単位取得退学
新潟大学非常勤講師

2016年より福島県金山町にて映像資料編纂事業に携わる。
現在、金山および東京を拠点に活動。
写真家・阿部明子とともにカンコウツウコウとして活動。


<個展>

2015「都市と都市:新潟」 新潟絵屋
2019「影を繰る」 新潟絵屋、画廊パンプキン

<グループ展>

2010 - 2011「Broiler Space Monthly Exhibition」 Broiler Space
2015「リフレクション」 表参道画廊
2016「カンコウツウコウ 秋の会合」 SARP
2017「村の肖像 村のひろがり私の奥行き」 砂丘館 金山町開発センター
2018「Tsuka」 Centre for Contemporary Photography

2019.10.29 tue - 11.3 sun

SARP〈space B〉

『 青い鳥 』

今野 康隆
Konno Yasutaka

経験から人は考え行動しますが、世界はそのための装置ではありません。
むしろ楽園のように深く開かれています。
自分が経験したことや撮った写真から考えたこと、気持ちの変化などを写真で伝えることは可能だろうか。

今野 康隆

1983仙台市生まれ 作業療法士

<個展>

2016「311」 stock books and coffee

<グループ展>

2011「ホンマタカシ「たのしい写真」ワークショップ修了展」 青山ブックセンター
2015「STEP OUT! NEW Japanese Photographers」 IMA gallery